やっと逢えました・・・マイケル　ジャクソン
もちろんスクリーンででしたが、世界中のファンが、ダンサーがミュージシャン、アーチストたちが心から尊敬の念を抱いている　「KING　Of　POP」は「GOD　OF　THE　World」になっていました。

幾千のダンサーから選ばれた究極のダンサー達が
リハーサルでマイケルがソロで歌いながら踊るコーナーで狂喜乱舞に興奮し、完全に観客になってしまっている状態に演出家が「ロックの教会だよね」とマイケルにジョークを投げるのですが、なんだか
こちらまで手を合わせてしまいたくなるほど、最初から最後までマイケルは完全に神々しいのです。

スタッフ、メンバー、ダンサーとステージに関わる全てのものへより高いレベルを要求してゆくマイケル。
映像にしても音にしても、細やかな演出にいたるまで、彼のイメージは完全に完成されていました。
まさに全身全霊でステージをつくろうとする姿勢に
何度も鳥肌が立ちました。

ただひとつだけ、マイケルは自身の運命に逆らうことが出来なかったのですね・・・。
それでも死を超越してこの映像を通じて、コンサートチケットを購入出来なかった私達にメッセンジャーとして降りてきてくれたように想いました。
音楽というツールで地球を救うために、マイケルの計画のはじまりを魅せてくれたのです。
それが「THIS　IS　IT」　・・・。
このスピリットがTHIS　IS　ITだったのです。
エンドロールが終わり、映画館で拍手が起きたのは
はじめてでした。
涙が止まらないうちに明かりがつき始めてしまいましたが、マイケルながきっとこう言うでしょう・・。
「もうちょっと　余韻にひたらせてよ」と。
彼の演出はいつも余韻を感じて・・・とミュージシャンにも、ダンサーにも口癖のように言ってました。

余韻にひたらせてよ・・・。
まだ、今も余韻に浸ってます・・。
ありがとう・・・マイケル　ジャクソン
あなたが活躍した時代に生きていられたことに
心から感謝したいです。