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音楽劇 二十四の瞳
島田歌穂さん主演の音楽劇 「二十四の瞳」の初日舞台を観劇して参りました。
神奈川県民ホールと中野サンプラザで出演して頂くゆるりらの横関咲栄さんが出演されるご縁で伺ったのですが、究極の音楽劇でもの凄く素晴らしかったです。
昭和初期の童謡唱歌を中心に小学1年生の12人の子役とそれから4年後の小学5年生の子役たちの歌が
あまりに素晴らしく、聴きながら何度も涙が溢れてきました。
これぞ歌セラピーです。
魂がクリーニングされいくのを感じるほど、泣きはらし、化粧がすっかりとれた顔がすっきりしてました。
壺井栄の二十四の瞳を読んだ記憶はあっても、映画で観たことがあっても、この舞台が凄いのは、唱歌が物語りとぴたっと重なることで、昭和初期に生まれた唱歌の意味がずっしりと伝わってくるのです。
子ども達の教育のための歌が、軍国主義の歌へと変わってゆく時代背景を音楽で表現して行く描写は圧巻でした。
まさに歌のチカラは生きるチカラ・・・。
あらためて今の子どもたちに歌い継がれてほしい唱歌という価値を実感した音楽劇でした。
家族みんなで歌える歌がある・・・。
一緒に歌うその時間がどれほど貴重なことか。
さ~、コンサートに向けてがんばるぞ~!