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薔薇空間
マリーアントアネットがこよなく愛した薔薇を描いた
宮廷画家ルドゥーテ生誕250年記念絵画展に行って参りました。
雨のミュージアムは薔薇好きなエレガントな人々がとても穏やかなな気持ちで見入っておりました。
ルドゥーテの原画による多色刷点刻銅版画、フォリオ判という手法でその巧みなる精密な薔薇の絵一つ一つについた当時の薔薇のタイトルがなんとも宮廷風で興味深かったです。
たとえば、「王のガンドゥーラ服」 「フランス王子」「オルレアン侯爵夫人」などなど実際にベルサイユ宮殿に見学行ったことがあるので、その庭園を思い浮かべながら愛でる薔薇の絵はまたなんとも優雅なひとときでした。
マリーアントワネットとルドゥーテはどんな会話を堪能したのでしょうか・・・・。
優雅な時間だったことを想像させてくれるほど品格があって繊細で香水の国フランスならではの演出で、ミュージアム中が薔薇の香りでいっぱいでした。
父の日に贈る尊敬を込めた感謝の花をモチーフにつくった歌「Rosa Amarilla 」は スペイン語で「黄色の薔薇」という意味なんですが、はなうたでうたいたくなってしまうほど、花心 花心地でした。
Bunkamuraザ・ミュージアムで15日まで開催しております