「音無美紀子の歌声喫茶」が広島にて開催されました。
初日は広島市内の繁華街にある仏壇通りのハイボールバーで60人ほどのお客様を迎えて行われ、翌日は呉に近い西林寺の本堂にて200名のお客様とともに90分ほど歌い、すぐに広島市内へ移動して、本願寺別院にある音楽ホールでと、二日間で三箇所での歌声喫茶が開催されました。

アコーディオン演奏にのって、「青い山脈」からはじまる歌声喫茶は、みなさんからのリクエストで歌の思い出なども紹介しながら進行して行きます。
今回の目玉はなんと言っても、「見上げてごらん夜の星を 」の歌を、音無美紀子さんと村井麻友美さんの親娘フラダンスとのコラボレーションでした。
さすがに女優さんです。
短い期間での練習にもかかわらず、その表現力の美しいこと…。

「ありがとう」の歌詞を美紀子さんがセリフで語り、沢田の歌につながるコラボは一緒に出演したメンバーも号泣でした。
女優魂ここにあり～！

今回の歌声メンバーとは女優の音無美紀子さんはじめ、皇室ジャーナリストの久能靖さん、フリーアナウンサーの梅田陽子さん、川原みなみさん、音無さんの娘で舞台女優の村井麻友美さん、息子の村井健太郎くん、アコーディオン演奏の園田容子さんという歌声喫茶のレギュラー陣で、そこへ私ら夫婦がゲスト出演となった広島の旅だったのです。

60代、70代を中心とした歌声喫茶のリクエスト曲が一番多かったのが美空ひばりさんの「川の流れのように」でした。ゆったりと壮大なこの歌をみんなで浪々と歌い上げる様子は、みなさん幸せそのもののお顔でした。
歌でこんなに一つになれて、そして元気になれる…。なんと素晴らしい歌声喫茶・・・。

今回の歌声喫茶のチャリティー基金で今度は10月に東北の被災地で歌声喫茶を開催するのだそうです。前回は一泊二日で7箇所を廻ったそうです。本当にタフに活動されていらっしゃいます。
私は思わず、「これは大変ですね～疲れますよね～」と、言ってしまいました。
すると久能さんは笑顔で、
「一人じゃ何もできないメンバーだけど、みんなでやったらこんなに素晴らしいチャリティーイベントになったんですよ…」と、この歌声喫茶という震災のためのチャリティーイベントをライフワークとして大切にされていることを話してくださいました。

音無美紀子さんはじめ、歌声喫茶ファミリーの心根の素晴らしさに脱帽でした。
これからも応援して行きますからね～。

ちなみに次回は9月13日　青山ダイヤモンドホールでの歌声喫茶に出演します。