奈良県民集会2012が奈良県橿原（かしはら）文化会館で開催され、歌セラピーコンサートを行いました。
昨年の一月にアラフォーコンサートで訪れて以来一年半ぶりのかしはらでございます。
奈良でも日帰りできてしまうのですね・・・。
飛鳥時代のプチ歴女ツアーをゆっくりしてみたいなって、思いながらなかなか叶いませんが、きっと中西保志さんが一緒だったらめちゃめちゃ詳しい大人の修学旅行になったんだろうな・・・って、昨年のアラフォーコンサートでもっとまじめに聞いておくんだったと、今更ながらもったいない気持ちになりました。

今回は「人権」をテーマにしたトーク＆ライブでしたが、あらためて日本という国はまだまだ課題が沢山あるんだと実感しました。

第一部では部落差別等撤廃と人権確立を目指すをテーマに奈良県知事はじめ各地域の市長や議長のあいさつとともに「人権」をテーマにした写真コンテストやショートレターの受賞式が行われました。

今回配られたパンフレットに記載されている記事は、心ない人々からの差別の現実があり、胸が苦しくなるほど辛い内容でした。
今回のオリンピックでもツィッターに差別発言をした選手が出場停止となったほど、人権についてのデリカシーを世界中が学ぶ事件にもなりました。
言葉のナイフで刺されたら、心は本当に痛いし苦しいです。血が出なくても、その傷口が見えなくとも、その痛みや苦しみの傷跡はなかなか消せません。
私も気づかないうちに誰かを傷つけているかもしれない・・・そう思うととても怖いです。
だから・・・歌が、音楽が大切なことに気づかせてくれるんだって、このご縁の場で実感します。
私にも歌うべく、伝えるべく歌が、テーマがいっぱいあるんだって思うと、さらにファイトが湧いて参ります。
歌セラピーコンサートをさせて頂きまして、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。