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月の歌薬
新しいアルバム「Adagio」と11月18日に浦添市てだこホールで行われるコンサートのプロモーションで沖縄へと行って参りました。
ラジオ番組ハッピーアイランドでは「お帰りなさい~」って言って頂けるありがたさをしみじみと胸に抱きしめながら、はじめて沖縄からブレイクした「会いたい」の聖地だな・・・と感じます。
今回は沖縄へのオマージュを込めてつくった「月の歌薬」をどうしても沖縄から出発させたいという想いがありました。
シンガー石垣喜幸さんも歌ってくれたこの歌を沖縄の歌として根付かせることができたら本望なのです。セルフカバーとして歌った沢田バージョンにはお囃子と指笛で石垣喜幸さんに参加して頂きましたが、沖縄ネイティブな独特のイントネーションは、やはりどうやってもまねることはできません。
それでも沖縄(ナイチャー)には当たり前過ぎる沖縄の言霊をつかって、琉球音階での旋律でオリジナルソングを作りたかったのです。
この「月の歌薬」には沖縄で生まれたご縁への感謝と「会いたい」をいち早く敏感に感じ取って下さり、今もなお色あせなずにこの歌を愛してくださっていることへの感謝を込めてつくりました。
「会いたい」の時のディレクターが石垣喜幸さんのプロデューサーであり、この想いに賛同して彼に歌わせたいと言ってくれたのです。
「会いたい」から繋がったご縁であり、絆です。
沖縄のエーサーと共にこの歌をご披露したいという想いがあり、今度の沖縄コンサートで実現できたら嬉しいです。
今回の旅で何度か耳にした「沖縄の女性は本当に働き者なんです」という言葉。
だから日頃がんばっている女性たちの安らぎの時間になるといいですね・・・と主催のRBCの方におっしゃって頂きましたが、本当に働く沖縄の女性たちの笑顔が輝いておりました。
奥ゆかしく、シャイでありながら、大地に根付いた肝っ玉(マブヤー)・・・その手のひらで踊らされる心地よさを沖縄の男性達はわかっていらっしゃる。沖縄女子の母性本能をくすぐったもん勝ちなんですよね・・・沖縄の男女の絶妙なバランスにあっぱれでした。
11月18日は日曜日ですからぜひツアーなんていかがでしょうか・・・。
沖縄ならではの選曲でコンサートを考えております。ぜひ!