中国の四川、日本の東北と相次ぐ地震にとても脅威に感じます。震度６強で簡単に山が崩れ人々の生活がのみこまれてしまう映像は本当に恐ろしく、天災の怖さをあらためて実感します。
この災害で犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
実はその日は京都にて「会いたい」をお書きになった作詞家沢ちひろさん主催のライブに出演させて頂き、この「会いたい」に鎮魂の想いを込めて歌わせて頂きました。

どこにいてもなんとも言えぬ不安や不甲斐なさが身体やその芯までも重くのしかかってくるものです。
気圧が低く息苦しい感じが続いているような腑に落ちない感覚をなんとか歌で音楽で水晶のごとく浄化作用となって癒しのエネルギーをはなつことができますように・・・そう念じて歌ううちに本当に「会いたい」から空気がさらりとかわったようにも思いました。
あとで沢さんもその波動を感じたとおっしゃて頂きました。ご自分で創っておきながら、創らされたこの作品がどんどんと益々大きな存在になっているようだと、そしてご自身が心から生き返った気分ですと、ありがたい感想を頂くことができました。
京都から祈りを込めたライブでしたが、はじめの３０分は本当に足元がぐらついているような、心がそこに着地できずにいたのが不思議な気分でした。
離れているようで、そこに思いを馳せるというのをあらためて感じた体験でした。

東北地方で地震にあわれた方へ心よりお見舞いもうしあげます。
まだ余震が続いているようなのでどうぞお気をつけくださいますように。