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千秋楽

8月31日からはじまりました「歌姫ものがたりコンサート」ツアー全22公演が無事に終了致しました。
神奈川県民ホール、そして千秋楽は中野サンプラザとこの二日間はとても名残惜しい気持ちでいっぱいになりました。同じ気持ちでいても心臓はそうはいかないほどばくばくしており、これってなんの緊張感なのかな・・・と想っていたら、辛島美登里さんも同じ感覚でいらしたそうです。

いつものように、幕があき・・・と、ちあきなおみさんの喝采から歌いはじめ、本編の締めは「ありがとう」で幕が閉まりました。
アンコール前の幕中に上手から小林明子さん、辛島美登里さんがステージに戻られるのですが、毎回「よくがんばったね」と拍手をしながらあらわれ、労ってくださいました。

千秋楽ではメンバーとも堅い握手をかわしながら、達成感とともに感無量で涙いっぱいでした。

「コンサートツアー」 
正直、この響きを再び味わえると想っていませんでした。単発で行われるコンサートは多々やらせて頂いておりますが、メンバー・スタッフ揃って何十カ所も廻る歌の旅をまた体験できたことに、千秋楽では胸がいっぱいになりました。

辛島美登里さんがステージで、
歌を合わせた瞬間に、どれほど歌を積み重ね、ひたむきに歩んできたのかが、言葉を交わさずともわかったと言ってくださいました。
私も同じことを感じました。
時間と経験と精神とが歌に染みこんでいたんです。

そして小林明子さんの足の骨折が日に日に回復して行く中で、笑顔も益々輝いていったのが手に取るように感じました。
人は身も心も健康であるのが一番輝かしいことなのですね。
ピンチはチャンスで、Akkoさんが骨折をされたことが大きなきっかけとなり、みんなが協力仕合い、いたわり合い、寄り添い、一丸となれたのかもしれません。
この旅で一番大切にしていたのが、
「みんななかよく」でした。
このことだまだけを信念に風邪でダウンすることなく
廻ってこれたのだと想います。

「なかよし」って、本当に心地良いし、強くもなれます。そして、厳しくもなれます。
何よりも、魂が成長してくれると想いました。
気づくと沢山のことを学んだ歌姫ものがたりコンサートでした。

足を運んでくださったあなた・・・本当に心から感謝申し上げます。

ありがとうございました。