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テンペスト
池上永一著書「テンペンスト」上下巻を一気に読み上げました。800ページ以上の分厚い小説は19世紀の幕末、大政奉還の時代、最後の琉球王朝を舞台にしています。琉球王朝のチャングムとでも申しましょうか・・・女の子が王宮で策士を担うほどの優れた叡智で列強に立ち向かい琉球としての誇りを誇示して行く物語なのですが、表向きは宦官としてあくまでも元男という立場でないと王宮に入れないのです。そして宦官だからこそ進入を許される首里城番大奥である御内原の女の社会と神と王国を結ぶ存在した聞得大君。男と女と神の3つの視点から展開される
のですが、驚くほどの急展開の連続でもう本当に止まらないのです。
これほど集中して面白くて充実はGWはなかったな・・。
かなりかなり久しぶりに鎌倉へ行ってきましたが、
何を見ることもなくレストランでひたすら飲み食いして
帰ってきました。なんかちょっぴりもったいない・・・。
ワインとイタリアンを堪能したまではよいのですが、
昼間から5時間くらい呑んでいたので、帰りの電車ではもうゲキ二日酔いでした。
限度とか節度とかもうちょっと学ぼうよ・・・自分。