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サウンドサーカスin稲沢
12月2日は大阪の企業ディナーショーが大阪リッツ・カールトンで行われました。
お集まりのお客様たちがほぼ20代から30代の女性で、ベストドレッサー賞もあるということで、とても華やかでした。
内心面食らったのは私でして・・・。
最近ではアラフォーコンサートが根付いておりましたので、当然40代から50代のお客様を想定してお受けしたコンサートでしたから、ステージに上がって見渡す女子会に向けて、私でよかったんだろうか・・・と葛藤しながら歌ってしまいました。
そんな中かなりベストドレッサーな小学生の男の子がずんずんと前の方へと歩んできて、一番前で立ったまま私の歌を聴いてくれまして。
よ~し、こうなったらこの子に向けて歌うぞ!とばかりに想いを込めて歌いましたら・・・・、
なんとそのちびっ子は「会いたい」で右袖で涙をぬぐっているじゃありませんか・・・。
すごい!!!
恐るべしその感受性は、福くんに匹敵するほど
なぜかその子が注目されはじめておる・・・。
おいおい、歌を聴いておくれよ・・・女子会。
鮮やかなグリーンのストローハットに銀のブーツでキメていたその彼はベストドレッサー特別賞を頂いたそうです。
私は彼に一番しっかり聴いてくれていたで賞を差し上げたい!
リッツで丸一日眠り続けて、すっかり元気回復で向かった稲沢市民会館。
小椋佳さん、南佳孝さんとのジョイントコンサートでございます。
心に優しい世代でございます。
なんと御年68歳となります小椋佳さんと還暦となられた南佳孝さん。
益々と歌に味わいと燻しがかけられて、なんとお得感のあるコンサートでございましょうや。
楽屋でモニターを大きくして聞き入りました。
2000人近い大ホールのお客様いっぱいです。
それもそのはず、「スローなブギにしてくれ」「モンローウォーク」「シクラメンのかほり」「愛燦々」・・・・「会いたい」
まさしくサウンドサーカスです。
常に歩みながら、焦らずにいたいと言い聞かせながら・・・心卑しき 求むはあと一曲のヒットソング・・・合掌。