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光のしずく点灯式

福島市内にあるパセオ通りの並木のイルミネーション「光のしずく」点灯式が12月1日に行われました。今年2月に行われた「光のしずく音楽祭」から1ヶ月後に起こった東日本大震災で、福島は何もかもすっかり変わってしまったというイメージがどうしてもあります。

それでも福島に暮らしている人々からすれば、あきらめてる場合じゃありません。
こんな時だからこそ心が明るく元気になるようなイベントをという思いで、今年も光のしずく点灯式を行うことになったそうです。

イルミネーションはLEDへと節電対策も万全にして74本の木に点灯されました。
震災直後に切なる思いを詩にたくしてツイッターで話題になった現役高校教師であり詩人の和合亮一さんが一本一本に詩を綴っており、そのことだまはまさに福島の誇りです。
点灯式では原発や福島への想いで新たに書かれた作品を朗読されていました。
福島への想いを歌った「福のうた」のAVEのライブもありました。
地元福島の人々はAVEを紅白に出したかった・・・とこぼすほど、確かにAVEは福島の被災地への慰問ライブを毎日のようにがんばったそうです。彼の功績を讃えたい思いでいっぱいです。

光のしずくはあまりにもしずくのごとく、ささやかなる贅沢かもしれません。
ささやかなる希望かもしれません。

でもこのあまりにささやかな夢こそが、夢の種であると願い、いつしかこの街いっぱいに輝く光と人々で溢れることを想像しながら、チャリティーCD「光のしずく」に心を込めてサインさせて頂きました。

がんばっぺ福島・・・。

おかえり・・・君の夢 ただいま・・・ふるさと。