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アラフォーコンサートin 南相馬 vol 33
アラフォーコンサートの33回目は3月4日 福島県南相馬市の南相馬市民会館ゆめはっと大ホールにて行われました。
2011年3月11日の東日本大震災から100日目の6月に南相馬にあるマーケットのフレスコきくちの駐車場で歌った慰問ライブを想い出しながら、5年目の南相馬は満杯のお客様が私達を迎えてくれました。
南相馬の原町にあるライブハウスBACKBEATのオーナー松本氏とはライブハウスのオープニングイベントからのご縁でした。
そんな松本さんの切実なる避難指定地域の厳しさを乗り越えてライブハウス10周年アニバーサリーとして呼んで頂いたり、未だに家に戻ることを許されていない小高町では2014年小高復興文化祭で野外ライブに出演させて頂いたり、何かとご縁が繋がってきてました。
今回のコンサートでは杉山清貴さんがお声掛けをして応援に来てくれました。今も60キロ離れた場所から毎日ライブハウスまで通っているそうです。
辛島美登里さん、中西保志さん、杉山清貴さんもそれぞれが復興のために活動されて来たチャリティーライブや
ラジオ番組、そして義援金のためのCDなど、この日に捧ぐ想いはとてもとても熱く、素晴らしいコンサートにしようと言葉にしなくとも一丸となれた時間でした。
翌朝の仙台まで移動のジャンボタクシーではそんな達成感あふれる和気靄々とした心地良い空気が流れておりました。
仙台からは小野澤の親戚であり、津波により犠牲になった伯父に手を合わせに岩沼まで行きました。
奇跡的に助かった伯母さまももう90歳です。
そのショックでの脳梗塞も乗り越え、あらためて伯母の口からゆっくりお話を伺うことができた貴重な時間でした。いくつもの「奇跡」が重なって今がある親戚の5年は家族がチカラを合わせて乗り越えてきた「絆の復興」である思いました。