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ありがとうの手紙

武蔵村山市民会館で「ありがとうの手紙リーディングコンサート」が行われました。
俳優の下條アトムさんの朗読と沢田の歌、そして地元の子供合唱団と女性コーラス隊の方にも参加して頂いてのふれあいコンサートでした。

俳優下條アトムさんが舞台でご自分の年齢をさらりとあかしたら、ざわざわざわとどよめきが起きるほど、とんでもなくお若い下條さん・・・。
ソフトな語りで真心あふれるありがとうの手紙を一通一通朗読されるのですが、上手という領域を越えてその手紙を書かれて人物像が浮かんでくるようです。家族が見えるようでうす・・・。
読み聞かせとはこれほどに心が引きつけられる時間なんですね・・・。

実は夫小野澤がピアノで語りのBGMを弾くことになり、夫のリハーサルにと私が手紙を朗読してみたのです。ピアノのBGMに乗せて読んで行くうち、うっと言葉が詰まるくらいに涙が出てきてしまい、まったく夫のリハーサルの足を引っ張っており、それでもなんとかがんばって読み上げるのですが、どの手紙も声に出して読み上げると胸が一杯になってしまいます。
いや~ありがとうの手紙の朗読は泣かないで泣かせるのは本当に大変な覚悟だと思いました。
下條アトムさんの役者力と感動的な手紙のコラボは案の定泣けました。
私も自分の「ありがとう」の歌でなんだかもう我慢しきれなくなって泣けちゃいました。
2番でコーラスに入るはずの夫の声が聞こえてこないので、夫も泣いて歌えないのかしら?と思いきや
後で聞いたら、夫のマイクのスイッチが切られており、聞こえなかったのでした・・・とほほ。

ありがとうって、本当に素晴らしいことだまですね。魂のお掃除ができた一日でした。