会いたい紀行

イタリア紀行:ペルージャ

さて、アッシジの美味しい雨宿りの後はいざペルージャへ。
ローマ時代からの遺跡が地下からむき出しになっていて、その遺跡をエスカレーターで眺めながら上がっていきますと、丘の上がペルージャの街。
イタリアはかつてペストの病気が流行ってから、高台の丘へと移住させて行った歴史があります。
このペルージャもかなり高い丘の上に街が広がっておりました。街中が歴史博物館のようです。

ペルージャ
ここも車が規制されていて、石畳の道を馬車が走ると風情があって長閑ですが、雨上がりの夕暮れ時は少し寂しげな感じがしました。
公園広場ではウンブリア地方ペルージャから発祥した、ウンブリアJAZZのフェスティバルを週末に控えて、野外イベントの準備をしていました。
サッカーの元日本代表の中田さんも聴いていたんでしょうね・・・。
温故知新な精神が培われている街でした。

アドリアーナ
昨日会ったばかりのアドリアーナから最後の晩餐をご馳走になって、翌朝はもうお別れです。
一緒に過ごした時間はとても短いけれど、お別れの瞬間はみんな胸がいっぱいで車内はしんみりとしましたが、5分も経てばやはりかしまし娘・・・マドンナ達の修学旅行です。

新車のワゴンを走らせてくれたドライバーのディエゴさんと別れて、一行はテロントラ駅から再びミラノへと移動です。
フィレンツェ中央サンタマリアノベッラ駅まで戻り、12時発のテスタロッサ鉄道に乗り換えて1時間40分かけてミラノへと戻っていったのです。