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GIFTをあなたに

12月7日 8日 四谷区民ホールで行われた、
命に響くコンサート 「GIFTをあなたに」3公演が無事に終了いたしました。
昨年ミュージカルGIFTに出演した役者さんと共に
朗読と歌と演劇を織りまぜ、新しい試みが展開されました。

役者さんはマイクを持って歌うことも演技することも
本来あり得ないことなので、とても戸惑っておりましたし、音楽中心であることへの歩み寄りにご苦労があったと想います。それでも最後まで常にチャレンジ精神で臨んで頂けたことに心から脱帽でした。
そして何より役者パワーで、その中にいると私も自然とその演劇の世界へ誘われて行くようでした。
夫を音楽監督とするミュージシャンは待つことの緊張感がたえなかったそうです。
照明、SE(効果音)、音楽が絶妙なる「間」のチームワークで作られるわけですから、それは手間ひまかかります。
それでも短い時間でよくぞここまでやれたなと心から安堵いたしました。
それはそれは刺激的で、充実した時間でした。
12月は恒例になれたら嬉しいです。
そしてもっと全国へとこの「GIFTをあなたに」そのものを届けに行けたらとまた夢がひろがりました。

8日マチネでは新宿地区の小学5年生6年生の児童をお招きしての公演だったのですが、これがまたトナカイさんが登場したパフォーマンスにドッと笑いが出て、その瞬間「よし! つかんだぞ!!」とばかりに
それぞれの役者さん達は大いにテンションがあがったのを感じました。
これは子供達にも絶対に伝わると確信をもてたそんな瞬間でした。
3公演どれもまた仕上がりが微妙に変化しながらも
なんとか乗り越えた・・という感じでしょうか。

女優なんて・・・おこがましいですが、歌の表現者としてはこの世界はかなりありだなと想います。

想えば、中学2年の時に文化祭かでクラスで演劇を披露したとき、私はナレーションをさせて頂いたのですが、主役として舞台に立つことよりもこのナレーションという立ち位置がものすごくわくわくしたのを覚えています。

朗読と歌・・・二つの夢が一つになって、本当に幸せな時間でした