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高橋 孝さんのコンサート

小椋桂さんの秘蔵っ子と呼ばれているエレキ三味線弾き語りアーチスト高橋孝さんのコンサートにゲスト出演させて頂きました。
小椋桂さん演出の「ぶんざ」を観劇したときに当時出演されていた中西保志さんからご紹介して頂いたのがもう、数年以上前です。偶然にも中西保志さんと同じレコード会社になり、また高橋さんもこのたび同じレーベルからデビューが決まりました。
そんなご縁から中野サンプラザにも足を運んで頂き、
昨日は私が彼のステージにお邪魔する運びとなったわけです。

お母様が北海道出身の民謡歌手という環境から、2歳のときにはもうこぶしを回して歌っていたという天才歌手です。
童謡よりも民謡。たとえ童謡を歌ったとしてもこぶしを回して歌っていたそうです。
そんな彼は民謡歌手としてではなく、POPSと民謡のクロスオーバーな音楽を小椋桂さん、星勝さんという大御所の手にかかり、素晴らしいアルバムでこのたびデビューとなったわけです。
三味線もエレキの美しい特注がステージに4本も並んでおり、自在にこなしながら歌声はとても澄んでいて、やさしいこぶしが聴く者たちを陶酔させてしまうほどに素晴らしい歌でした。
私もさわやかなるこぶしをまわしてみたいと思いました。
さわやかで、とてもまじめで、清々しい一重まぶたの高橋孝さんでした。