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長崎チャリティーコンサート

長崎の長与ライオンズクラブ主催のチャリティーコンサートが時津町で行われました。
第一幕では、長与少年少女合唱団の子どもたちが白シャツにワインレッドのリボンに紺色のスカートという装いで、歌と振りつけもありで、サウンドオブミュージックを観ているような、かわいい歌を披露してくれました。
マーチったらチッタカター♪ 行進だ・・・など、聞き覚えのある童謡から今を感じる童謡まで、テンポ感のある楽しい歌を披露してくれました。
次は時津東小学校合唱部の子どもたちがオレンジ色のポロシャツにチェックのスカート、(一人男子が入ってました)でステージに登場し、AKB48に入れちゃいそうな、かわいい女の子たちがしっとりと歌い上げました。
休憩の後の第二幕では沢田知可子 THE夫婦ライブです。
今回は東日本大震災へのチャリティーコンサートということもあり、福島へ慰問ライブをさせて頂いたときのお話などもさせてもらいました。
最後は二つの合唱団の子どもたちもと共に、
「光のしずく」を合唱しました。
「ふるさと」「翼を下さい」と、クラシックコンサート用に作られた反響板がかなり効果的なホールでの合唱は、まるで天使が天上から舞い降りてくるように、
子どもたちの声が降ってくるのです。
私もなるべるマイクを離して、子どもたちの声と溶けるように気持ちも一つにして歌わせて頂きました。

連れて帰りたい~って思うほど、5歳のかわいい女の子が上級生のお姉さんに合わせて、一生懸命歌っている姿に釘付けでした。将来はアイドルになってほしいな・・・。
子どもたちの歌に、はなまるとブラボーとあっぱれ!!を贈ります!

長与ライオンズのメンバーの方が「北島三郎の公演も船が動いたり、龍が動いたりでとにかく凄いけどさ、沢田さんのただ歌うだけのコンサートもいいもんだね・・・」
と、なんだかその比較がとても個性的で歯がゆくて・・・でもなんか感動を伝えたいと思ってくれた気持ちが嬉しかった・・・。

そして、3回目の原爆ホームへの慰問ライブもさせて頂きました。
みなさん覚えて下さっていて、一緒に赤とんぼやふるさとやしゃぼん玉を合唱しました。
上を向いて歩こう、空を見上げてごらん・・・この2曲はまるで魔法のように、歌うものも、聴くものも心をほぐしてくれます。
歌は時に心の柔軟体操なんだなって思うのです。
「お腹から声を出すように歌ってみましょうよ~~
ランチが美味しいく頂けますよ~~!」
手拍子なんかもしましょうか・・・・。

車いすのみなさんたちが、だんだんと表情が和らいで行き、歌声もだんだんと大きくなって行く瞬間、
私は心からしあわせなだな・・って思います。
至福の時をみなさんと共鳴した原爆ホームで嬉しいのは、最後は看護師や介護士や先生やシスターなどスタッフのみなさんの表情もとても和らいで下さるのが、嬉しいのです。

三方の幸せ・・・歌う者、聴く者、催す者みんなが幸せに思えた達成感のある博愛のチャリティーコンサート
ありがとうございました。