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能登
9月18日昨日はのとふれあいホールでMEOTOコンサートでした。羽田から一日2便しかない能登空港からタクシーで20分ほどの穴水という町です。
同日から3日間開催されるツール・ドのとの大会と重なって宿はどこもいっぱいで、穴水からさらに空港を離れ能登島へと移動し、和倉温泉の場所であるにもかかわらず、温泉のついてないビジネスホテルでの宿泊となりました・・・がっくし。
12年前に能登の総持寺でコンサートをした以来です。総持寺にも足を運んでくださった方も12年ぶりですと足を運んでくださって、本当に嬉しかった。
9月18日は夫の母上の命日とバスケットの憧れの先輩の命日でもありました。
アマチュアでライブをしていた頃、先輩が毎度楽しみにしてくれていた「オリビアを聴きながら」をカバーして歌っていました。
そんな思いをお話させて頂きながら、天に想いを馳せて歌いました。
今回はじめて舞台監督をして頂いた山崎さんから、
「金子ゆかりさん以来、コンサートで泣いてしまいました・・・」と滅多にスタッフさんから褒めて頂くことがなかったので、
「うれしいな~ 飲んで飲んで!」と、
2時間飲み放題の打ち上げの席でなんとも褒められて、照れくさい自分が気恥ずかしかったですが、
こんな一言がどれほど嬉しいことか・・・ありがたい。
ただ残念だったのは能登牡蠣がまだ季節が早くて食べられなかったことと、せっかく和倉温泉に来たというのに、温泉がなかったことです。
ツール・ドのとの経済効果は凄いってことですね。
一日120㌔から160㌔を3日間自転車で走り続けるレースも能登半島の景観にとても似合うように思いました。
今回のタクシードライバーさんはそれはそれは能登の歴史についてお詳しく、打ち上げのお店にも厳しく、駄目だしもされながらも、京都のタクシードライバーさんに匹敵するほど能登を愛してやまない方でした。土地の歴史を聴くとそのお国柄も垣間見えてくるもので、日本といえども本当に土地土地に個性が宿っているものでございます。
個性的な能登でございやした。
またじっくりと学びに参りたいと思います。