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山本潤子さんのコンサート

デビュー45周年を迎え、このツアーが終わるとしばらくの間休養に入られる山本潤子さんのコンサートを観てきました。
ギタリストの林仁さんもこのツアーに参加されており、顔見知りのメンバーにもご挨拶をして、いざコンサートが始まりました。
「Ages of Folk&Pops」というタイトルで潤子さんが影響を受けられたPPMやサイモン&ガーファンクルというフォークの神髄たる名曲もカバーされました。
赤い鳥からハイファイセット、そしてソロ活動と時代の歌を歌ってこられた山本潤子さんのレパートリーは幅広く、そしてどの歌を歌っても潤子さんの声がジャンルを超えてすっと身体にしみこんできました。
私としてはハイファイセット時代が青春ど真ん中だったので、ユーミンの歌をさらりと歌う潤子さんの歌声が条件反射のように琴線に触れ、涙腺が決壊されました。

この歌もあのうたももっともっと歌ってほしい・・・2時間20分という時間があっという間でした。

歌手という夢をくれた憧れの山本潤子さんの歌声はお休みされるのがもったいないほど今も十分美しい・・・。
でも、高音を思うように出し切れなくなったご本人にとって苦渋の決断であったと思います。
休養されて回復を祈るばかりです。
いつかまたご一緒させて頂けるチャンスが来ると信じて・・・いや、ご一緒できなくとも潤子さんがまた歌ってくれること信じてお待ちしております。

3月27日に他界されたハイファイセットのリーダーであり、潤子さんのご主人でもあった山本俊彦さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。