ジブラルタ生命10周年記念セレモニーで歌セラピーライブを行いました。特別功労で表彰された社員とその家族700名のディナーショーが2days行われました。
口蹄疫の心配もあったであろう宮崎シーガイヤホテルでしたが、こんな時期だからこそぜひいらしてほしいという想いに応えるべく、すばらしいおもてなしでした。
ジブラルタ生命のみなさんの想いの募金も２００万円ほど集まり、このピンチをチャンスにかえようという愛情がこもった式典になりました。

イベントの一つには障害者のための音楽祭である
パラリンピックで金賞、銀賞を受賞されたピアニスト達の演奏が行われました。
金賞受賞者で車椅子でペダルを踏めない山崎理恵さんのために口で息を吹きながらペダル操作ができる装置が開発され、息を吹きながらの演奏でしたが、目を閉じて聴いたら障害者の方とは微塵にも思えないほどの素晴らしい演奏でした。
生まれながらに指が３本しかなく、動かせるのはそのうち２本だけというハンデキャップをものともせずに、
「さくら」の曲をフリージャズアレンジで演奏された髙橋直樹さんも素晴らしかった・・・。
自閉症で指一本だけでピアノを弾く少女の「星に願いを」はお母様との連弾での演奏でしたが、一つ一つの音がなんとも言えずにまさに癒しの魔法がありました。彼女を支えるお母様の完全に寄り添っている伴奏にも心打たれました。

それにしても、丸二日間本番以外は食べては寝、寝ては食べ・・・夜は打ち上がり、英気を養うブロイラーな私。
宮崎在住の姉もしゃべって、食べてついでに私のライブを聴いて帰って行きました。
姉いわく、
「ついさっきまで　あんなに私としゃべっていたのに・・・ライブになるとなんだか別な人になってて、驚いたわ～。ちかちゃんって、プロだわ～」
と、感心してくれてました。
って、今更何言うてんの・・・私は一応プロだわさ。

沢山寝て、沢山しゃべって、沢山食べて、吞んで・・・沢山歌って幸せでした。