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奇跡のりんご
青森県藤崎町でのコンサートは、地元バンドのアントレアとものまね芸でおなじみのツートン青木さんのご子息である青木隆治さんが出演されました。
隆治さんは美空ひばりさんのものまねに定評があり、実際にひばりさんのご子息からもお墨付きを頂いているほどのそっくりさでした。
なんと美しい美空ひばりさんでしょう。
モニターで見ながらうっとりでした。
ところで私・・・ひばりさんの後で歌うわけ??
かなり恐縮する取りとなりました。
プレッシャーがあったのでしょうか・・二曲目に歌った
「恋人と呼ばせて」の歌詞が真っ白になってしまい・・・ついに歌をとばしてしまうという、はじめての失態をしでかしてしまいました・・・汗
たまに最初の3曲目くらいまで地に足がつかない状態に陥ります。
まさしくそんな状態でした・・・。
あとで旦那オノザワ氏は、白いモヤッとした霊魂が目の前を過ぎったと言うし・・・それ、演出のためのスモッグでなくて?と、言ったら本気でうったえてました。
「まじ?」
「お前が長崎からお連れしたんじゃないか・・・。」
なんて、よくよくこんな会話を当たり前のようにするへんな夫婦です。
今回は冬季オリンピックにちなんで、トワエモアの「虹と雪のバラード」を急遽歌うことにし、ついでにせっかくリンゴの町に来たことだから「りんご追分」も歌いたくなり、ギターの田嶌さんはかなり困惑・・・。
夫からは「お前さ・・・当日に言うなよ」と当たり前ですよね・・・。
でも歌っちゃうもんね~と、そんなわがままを叶えてくれるプロフェッショナルなお二人。
本当にありがとうございやす。
お陰でとても温かい拍手に包まれて、大いなる達成感を味わうことができました。
帰りの空港でふと目にした木村秋則著の「すべては宇宙の采配」~奇跡のりんご農家~
という本が、リンゴのおみやけコーナーにあり、なんとなく気になってその奇跡のりんごハーブティーとともに購入しました。
興味深さにあっという間に読み切ってしまうほど、引き込まれました。
無農薬、無肥料でのりんごの自然栽培を11年かけて成功させた木村さんのあまりに不思議な出来事が書かれており、これが「生き方は星空が教えてくれる」の著者、木内鶴彦さんととても共通しているのです。
そこでふと浮かんだのはアダムとイブでした。
太古より科学肥料や農薬など使わずとも、きっとりんごは生い茂っていたのでしょう・・・。
自然栽培とは、人間が何も手を加えないということではなく、人間が自然を活かしながら共存することだという内容にも大いなる感銘を受けました。
そして何よりも言霊を自然にも活かしているということでした。
りんごの木に話しかけながら愛情を注ぐ・・・。
言霊は人だけではなくリンゴにも、機械にも、工具にも効果があるようです。
岩木山で遭遇したUFOのお話、龍に遭遇した話・・・まるでおとぎ話のような本当の奇跡の連続。
木村さんの奇跡のりんご園に行ってみたくなりました。