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中越地震から10年目

2004年10月23日17時56分に起こった中越地震から10年目の式典イベントに出演して参りました。
震源地は越後川口の小高い山の段々畑のところにありました。錦鯉を育てていたエリアです。

山古志村では小林幸子さん、長岡アオーレでは平原綾香さん、私は震源地の川口で三元中継もあり、それぞれのエリアを尊重したとても丁寧な式典でありました。絆館が建てられた川口の大きな公園ではキャンドルじゅんさんがプロデュースする若者達のライブコンサートが行われて、そこではそれぞれの願いの短冊をつけた風船が一斉に空へと上がりました。
私もタイミング良くその場所へと辿りつきまして、じゅんさんともご挨拶させて頂きました。

山古志で小林幸子さんにご挨拶して、打ち上げでは平原綾香さんともお会いできて、それぞれのステージを同じ時間に歌い合い讃え合い、素晴らしいご縁を頂きました。
川口小学校6年生一同と合唱した「ビリーブ」と「空を見上げてごらん」では会場に集まってくれた皆さんも10年前のあの地震直後の映像もあって、涙を流されておりました。

想えば私はあの震災後の12月23日に長岡の駅前、(今のアオーレの前です。)産業復興宣言野外コンサートで歌った瞬間から人生が大きく変わって行ったのです。それから毎年のように復興祈願コンサートとして地元企業や有志の皆さまの多大なるご協力を賜りながら、一緒に歩ませて頂きました。
「空を見上げてごらん」を花火大会のエンディングとして流して下さったのもそんな有志たちの思いやりでした。
気づけば長岡応援団にも仲間入りができて、
私の心のふるさとになりました。

この10年を振り返りながら長岡のみなさんとしみじみと打ち上がりまして、また調子に乗って飲み過ぎてしまいました。
有り難い・・・。
ありがとう・・・長岡。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。