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下関Billie2019
下関Billie
下関の由緒ある住吉大社の隣にある素敵なダイニングにJAZZ LIVEの空間
Billieがあります。錚々たるアーチストがわざわざこの場所を選ぶのは、この店のプロデューサーである下村さんをうならせたいという思いがあるからかもしれません。
私は今や下村さんはじめ地元の常連さんに助けて頂いている感じで、下関支部決起集会のごとく
「沢田知可子はとりあえず、この場所にちゃんと呼ぶからがんばれよ~」って、暗黙の了解の域になって参りました。しみじみ嬉しいな・・・だからこそ、小野澤とともにこのメオトの底力を発揮すべく猛烈に集中してがんばりました。
その日は映像がうまく可動できないハプニングで、リハーサルで急遽選曲をガラッと変えて、夫婦ならではの阿吽の呼吸でのぞみました。
初対面でこの人のピアノで私はずっと歌って行くんだと直感して、その日に編曲をお願いした
「boy」。自暴自棄と向き合って書かされた「gift」など私の人生に欠かせない楽曲が、気づくと
この歌でうつ病だった自分を変えることが出来ました・・・とご夫婦で来られた男性が深々と頭を下げて下さって、私こそこの言葉でどれほど心が救われることでしょう。
小野澤のソロ「青春の影」も好評で、唐戸市場を仕切っている女将は翌朝
市場に行くとお寿司をサービスして下さいました。
下関在住の仲間で日舞の師範である翔源之朗こと賢太郎が地元のお友達をたくさん誘ってくださったお陰で、なんとかいい感じで拍手もみなさんが力一杯送って下さいました。
本当に有難い・・・もう本当に人情の賜物ライブでした。
そしてなんと打ち上げでは、下関ではお馴染みの古賀御夫妻、細川さんから小野澤へ還暦のお祝でワインとデコレーション風船をご用意して頂きまして、もうなんと言っていいのでしょう・・・
幸せもんな60歳です。益々いい男にならねばね・・・あっちゃん。
ホテルに戻ってしみじみこの幸せを噛み締めてお喋りしているとスーツケースに足が引っかかりまして、すってんころりん!酔っ払いの勲章、お尻にアザができてました。
下関Billieでまた会いたい・・・