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リーディングシアターgift

おともだちの森川美穂さんがリーディングライブを観に行って参りました。
美穂ちゃんが同じ事務所のイケメン役者さん3名と共に4人で4演目のお話を聴きました。
生ピアノと朗読の「野菊の墓」を浴衣姿で読まれた阿部よしつぐさん 。
いかさま占い師のお話をしたルークくんは、話すくちもとがとてもチャーミングで、よく言葉をかんではおりましたがもっと聴きたくなる魅力を持っておられました。
イケメンは得です。
多根周作さんは「ありがとう」をテーマに恋人の病死を看取った男性のお話で、リーディングの域を越えた
一人芝居で、これぞリーディングシアターかもしれないという想いで涙を誘いました。
取りの森川美穂さんは母性を活かした童話で、
きつねの電話ボックス
3人の若者たちと比べれば、すっかり大御所になってしまった女優であり歌手である森川美穂の声は、
それはそれは迫力がありました。
グランディングした母さんきつねの凄味と天真爛漫なこぎつねの声色を使い分けながら、ふと母性があふれる母さんきつねの優しい声を浴びながら、まだ泣ける場面でもないのにはじまって5分と経たないところから涙がぽろぽろと流れはじめました。
我が人生と重ねながら、母なる美穂ちゃんを想いながら、あふれる想いがこみ上げて、泣けてしまいました。
技術の進歩で映画は字幕が読めないほど映像を追いかけるのがやっとなほどです。与えられるままに
エイっと映像が打ち上げ花火のように心を躍らせます。
リーディングは聴く側の想像をかき立ててくれます。
耳を研ぎ澄ましながら、映像を浮かべてみたり、読む人の気持ちまでもが見えて参ります。
どちらも感動するために必要な素晴らしいアイテムですが、お話を聴くという時間は自律神経に優しく、セラピーな世界だなと想いました。
森川美穂さんの息子くんも大阪から同行されておりましたが、母子共にエンターテイメントで将来が楽しみなちびっ子イケメンになっていました。