見事なほど家を出た瞬間からポツポツと雨が降りはじめました。ものの1分です・・・1分。
これぞゲリラ豪雨・・・急いでタクシーに乗り込んで原宿へ向かいました。待ち合わせ場所までほんの200メールを歩きましたが、それだけでびしょ濡れになりました。
滴るなんて可愛いもんじゃなく雨に埋もれていた感じです。

昨日はどうしても原宿で再会したかった「会いたい」を生んでくれたディレクターにほぼ20年ぶりに会いました。レコード会社が原宿にあったので私にとっては大切な場所なのです。
先日出演させて頂いたCS放送の番組がきっかけで
ぜひとも会いましょうということになり実現しました。
（放送は8月上旬になります。）
積もる話はまさに豪雨のごとく気づくと6時間も語り合いました。まだまだこの20年を語るには時間が足りませんでしたが、気づくとディレクターと夫と3人で屋久島の芋焼酎「三岳」一升が空になっていました。
アルバム4枚を一緒に作り、見事にヒット曲「会いたい」を私に与えてくださったディレクターです。
感謝してもしきれないほどなのですが、気づくと無意識に胸の奥につかえていた不義理な自分自身への自責の念がすーっと癒されていくのを感じました。

会おうと想えば会えたはずなのに、あえて会うことを選んでこなかったのは、心の準備ができていなかったから・・・やっと新たな一歩を踏み出せそうです。

ゲリラ豪雨が胸のつかえをドカンと水に流してくれた
原宿の再会でした。