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アスリートを育てた母

昨日は大人の遠足で埼玉県の東毛呂まで行って参りました。イタリア風に赤のギンガムチェックのテーブルクロスが似合う素敵なお庭でのランチパーティーで迎えてくれたのは、バルセロナで行われる世界水泳大会に出場するアスリートのお宅です。
もちろん主役はバルセロナに行っておりますが、その家族たちとの会食でした。
町役場の前には「東毛呂から世界へ羽ばたけ!
瀬戸大也!」と大きな垂れ幕が飾ってありました。

これから行われる世界水泳大会に出場する瀬戸くんの祖母にあたり原宿少年少女合唱団の代表である瀬戸先生からのお誘いで、東毛呂への遠足が決行されたのでした。
今回の目的はアスリートを育てた家族たちからお話を伺うことでした。
今から数年前、まだ大也くんが中学生の頃、
すでにジュニア大会ではトップクラスの成績だった大也くんに酔った勢いで「よ~し!オリンピックに行くときは応援歌を作るからね~!!」と豪語してしまったのを、先生はずっと覚えていてくださっており・・・冷汗。

いよいよ本格的に世界大会、オリンピック候補生として始動されている大也くんにちゃんと、カタチにするべき時期が来たのかな・・と責任さえ感じてきたわけです。
だったら、ぜひともお願いしたいテーマがあると、先生からお誘いを受けたのがご家族にお会いすることでした。
「アスリートを育てた母親から話を聞いてやって・・。あの子のために歌ができるとしたら、母からのメッセージを作って欲しい・・・」と。

もうその先生からの依頼だけで十分泣けてきちゃいます。実際お話を伺いながらも、本当に感動して泣けちゃって、それにつられてみんなでもらい泣きして・・・昼間っから酔い上げてしまいました。
今度こそ酔った勢いで忘れないように、しっかりメモしました。
歌というより、本書けちゃいそうなくらい、このドキュメンタリーな両親の揺るぎない愛情の実践が世界へ羽ばたくアスリートを育て上げたのだと思いました。
人間力のたまものです。
「魔法をかけることですよ・・・」
父親の熱い眼差しは本気でした。
きっと本当に息子に魔法をかけてしまったのです。
やれる・・・。
ハリーポッターが大好きだった少年は、自分の夢を叶えるための魔法を、一日一日と積み重ねながら習得して行ったのですね・・・。
本物のファンタジーが世界に通じるアスリートを築いてしまったのです。
やっぱり「夢をあきらめない」って素晴らしい。
この感動を宿題にして、私なりのカタチを作ってみたいと思います。
ありがとうございました。

バルセロナの世界水泳大会、とっても楽しみです。
先生もお孫さんを応援にバルセロナへと行くそうです。がんばれ~~~ダイヤモンド!