会いたい紀行

スリランカ紀行 1st:シーギリヤ遺跡

シーギリヤ・ロック
シーギリヤ・ロックのてっぺんから見渡す風景は360度ジャングルでした。高さ200mもある岩山のてっぺんにお城を築いた王カーシャパの伝説はスリランカの人々に広く伝わっています。
5世紀後半にわずか11年この地を統治した王カーシャパがここで施したのは考えられないほどの貯水と水力技術は世界に知れ渡っている程です。たった11年の幻が今もなおスリランカの宝物として保護されているのがわかる気がします。
それほどアメージングなのです。
道を挟んで左右対称に施された水の庭はこの時代では考えられない程の美観と機能性を兼ね備えた技術でした。

ライオンの入り口
上の写真を観て頂ければその大きさがわかると思います。
以前はこの上にライオンの頭があったのではないかと言われおります。
「シーギリヤ」とは「シンハギリヤ(ライオンののど)」が名前の由来だそうです。現在岩山の頂上には王宮・ダンスステージ・プール・兵舎の跡がある。

シーギリヤ・レディー
シーギリヤ・ロックの中腹の岩肌に18人の美女が微笑んでいる。昔は500人程描かれていたそうだ。
観ているだけで吸い込まれそうになる…。神秘的で妖艶で鮮やかで…。