ESSAY

ココロとカラダに優しいチカラめし #4

〜ハトムギとの出逢い〜

「人生であれ程頑張ったことはない」と台湾に同行したKAZZの言葉が胸に響いた…。
それは中学3年の修学旅行3ヶ月前、当時流行りのブランド、メンズBIGI の服を着て修学旅行へ行きたい!その一心で始めたハトムギダイエット。マッハ文朱さんの著書「マッハ式やせてびっくり!私はこうして20キロやせた」という本を5回も熟読しながら、見事に3ヶ月で20キロ減量に成功したという体験談を台北の御徒町のような乾物屋ストリートを闊歩しながら話してくれた。
すかさず手にしたハトムギ。
隣でミカチェンコは1983年のマッハ文朱のその中古本をポチっていた。まるでその時代にタイムトラベルしているような乾物たち。
シナモンスティック、カボチャの種、乾燥パッションフルーツ、クコの実など、身体に良さげな乾物を買い込んだ。
帰国しての一念発起、小田原に引っ越しして3年目の一大決心!
よしっとばかりに体重計に乗る。
悲鳴!!、、、からの心の動揺、、、。
これはまずい!!!
ショックを隠せない私に夫は
「よし!俺もやる! 血糖値下げる!」と慰め以上に大いなる励ましの決心をしてくれたのである。
今までほぼ薬漬けに頼ってきた夫の糖尿病を私のダイエットに付き合い、一緒に食事療法してくれると言うのである。
なんと、これぞ最大の愛だ!
もうやるしかないよね…!

直ぐに私はマッハ文朱さんの本をポチった。

バレンタインデーからのスタートはチョコレートは72%カカオのミニを一つずつ食べながら、我らは夫婦は宣言したのです。
「私は〇〇キロ痩せる!
俺は血糖値を下げて薬を減らす!」
KAZZ本当にありがとう、、、我らはようやくやる気スイッチが入りました。
マッハ文朱さんの本は42年前とは思えないほど今に繋がるプロテインとハトムギを活かした方法を紹介してくれてます。
ただ私の場合プロテインは植物性であってもどうしても便秘になってしまうので、ハトムギと白米のハーフ&ハーフやハトムギフレークをスープや味噌汁、ヨーグルトに大さじ3杯入れて食べることからはじめました。
そして、「カーボラスト」を提案している「運動しなくても血糖値がみるみる下がる食べ方大全」という北里大学北里研究所病院の糖尿病センター長 山田悟著書の本をお手本に無理したないで炭水化物をラストに食べるという順番を守るようにしました。
最初の2週間はハトムギ&白米を
80gしましたが、ちょっとペース上げ過ぎた感があり、今は100gです。お酒は1週間禁酒できたことに我らは感動し、チートデイをモリゾーのピザとカンパリソーダに当てたのでした。
チートデイ(cheat day)とはチートばかり羽目外していいよと自分を甘やかす日です。直訳すると反則の日、マッハ文朱さんは反則なんかしてなかったけれど…。
そんなわけで今のチカラ飯はハトムギ料理なんです。
これを機に少しずつお食事偏差値を上げて行きたいと思います。
そして大切なチートデイこそが
明日の私のチカラ飯ということで、大切にセレクトして行きたいと思います。
ちなみに夫に今度のチートデイ何食べたい?とたずねたら
「カツカレー!!!」と申しておりました。だよね〜(汗)
坂道ウォーキングも頑張ってまーす!