ESSAY

ココロとカラダに優しいチカラめし #33

アンパンマン

実はあんぱんロスです() この半年ルーティンの如く毎朝8時に朝食と共に観てきました。旅の時は録画して、ご褒美タイムのように楽しみに観ました。ある日、生前の父からTVで紹介されていた小田原に薄皮あんぱんがあるらしいから買ってきてと頼まれたことがあります。いつも買いに行くと売り切れな人気のあんぱんで、父に届けられなかったのが心残りです。朝ドラ「あんぱん」の夫唱婦随のたかしとのぶさんを私達夫婦に重ねながら、同じタイミングで泣いたり笑ったりして、われらで作ってきた楽曲達を我が子のように愛おしく思うようにアンパンマンを愛するのぶさんの情熱に毎回共感して元気を頂きました。ついに最終回はまるでHave a nice day! のようなおじいちゃんおばあちゃんになっても手を繋いで歩くシーンに涙しました。あんぱんロスの翌日、高松のホテルの朝食で隣のテーブルに2歳くらい男の子がアンパンマンのぬいぐるみを二つ並べてお話しをしているその光景に思わずとろけそうになりました。 「たまるか~」 お母さんはバイキングの料理を取りに行っており、ボクくんはとってもいい子にアンパンマンと束の間のお留守番ってところです。私達の視線はもうじいじばあばの境地でその子に釘付けです。アンパンマンとほぼ同じ大きさのボクくんのお顔はまるで絵本から飛び出してきたかのように絵になっており、ロスな私達の心に愛の奇跡をみせてくれました。 「たまるか~」 帰りがけに思わず声をかけてしまい、困惑するママもきっと朝ドラあんぱんシンパシーを理解してくれたようで「ほらっバイバイーってしなさい」と言ってくれて、賢そう~なボクくんは素直に「バイバイ」してくれました。あゝなんて幸せな朝なんだ! その日は四国中央市の川之江信用金庫主催の感謝祭でうたぐすりコンサート猛烈に頑張れました。翌日はいざ鴻巣アラフォーコンサートへ。流石に二日連続での移動は堪えます。ノンストップの取材が待ち構えてくれている所で見事に蹴躓きました() 肩関節周囲炎(五十肩)じゃない左の肩にアザが出来ました。左足小指の骨折といい近頃続いています、、、それでも「このくらいで厄落としが済めば御の字」と言い聞かせながら笑い飛ばしてやりました。ハハハハ() そんなわけで今回もチカラ飯はコンサート前の楽屋弁当です。鴻巣の帰りは安堵の新幹線酒場となりました。次回はハマダ歌謡祭とアメージングコンサートのお話しをしますね!