ESSAY
ココロとカラダに優しいチカラめし #30
青春の輝き1990
宝くじ文化事業「青春の輝き1990」コンサートが千葉県白井市と君津市にて行われました。山根康広さんの「Get Alone Together 」、中西保志さんの「最後の雨」、中西圭三さん「Women 」そして「会いたい」どれも90年代に華咲かせた名曲たち…それぞれのLIVEの熱量が半端なくて、楽屋のモニターで聴いていても感動が充分伝わって来ましたから、会場にお越し頂いたお客様の拍手喝采の大きさが満足度を物語っていたと思います。私はアンコールの「涙そうそう」で不覚にも涙が込み上げてきてしまいました。ギターのパパゴン鈴木さんの美しい音色に包まれながら、涙そうそうの歌詞にガツンと涙腺の蓋を開けられて、知らず知らずに堪えていた父への想いがこの瞬間に放たれてしまいました。また素敵な男性陣の歌声の抱擁力が温かくて、更に泣けてきて、暫く涙が止まらない状態に陥っていました。涙って不思議です。何か目に見えない張り詰めた想いもちゃんと浄化してくれるのですね。なんだかスッキリしました。今回は一泊二日の歌旅という事もあり、中打ち上げで皆様とのお食事会がありました。居酒屋さんのコースはサラダ、お刺身、野菜の煮物、海老と海苔のフリッター、お蕎麦と一通りをシェアしながら、中西保志さんのアルバム「Bonus tracks」のレコーディングの時の話しで盛り上がりました。自称中西家、ダブル中西の声のスパークは鳥肌が立つほど倍音、波動が果てしなく広がります。昭和の名曲「あずさ2号」この贅沢なハーモニーでレコーディングしたいと中西保志さんが圭三さんにオファーを出して一つ返事。私は「Endless love 」をデュエットレコーディングさせて頂きました。この楽曲を中西保志さんとはじめてデュエットしたのは27年前、「しあわせのドア」を発売して、イベントで一緒に歌うレパートリーでした。私は英語が苦手だとしてもこの歌だけは年季が入っておりまして、保志さんからレコーディングのオファーを頂いた時はとても嬉しくて、あらためてオリジナルを聴き直しながら、しっかり練習してのぞみました。山根康広さんの楽曲提供から二人が意気投合して人生談義ができたエピソードも素敵でした。年に一度くらいの「青春の輝き1990」ですが今回は和気藹々音楽家達らしい話題で学びの打ち上げとなりましたが、真面目な顔で一生懸命聞いていた私と夫は飲み放題の誘惑に身を任せてしまいまして、最後の記憶は曖昧ですが、やっぱり打ち上げは、楽しい嬉しい明日へのチカラ飯でした。
※写真を撮り忘れたので、お弁当の写真を載せます、、汗
ついでにスナックも・・・辛かったです、、、