ESSAY
ココロとカラダに優しいチカラめし #22
スリランカその1
7月10日から16日までのスリランカ紀行、まずは時差ボケ3時間30分を克服したいのですが、夕方18時にコロンボ空港に到着した段階で身体はすっかり寝る準備をしているような感覚でした。翌朝は4時半に目が覚めます。毎日早起きができることを喜びながら3食しっかり食べていたので、帰宅して体重計に乗るのが怖いです。滞在ホテルは4ヶ所移動しました。ホテルの朝食は何処もスリランカカレーの種類が豊富なのですが、一つとして同じ味がなく、辛味も10段階くらいを薬味で自分に合ったマイカレーを調整するのです。スリランカ米、ソーメン的なものやナンも数種類あり、カレーも数種類あるのでその組み合わせは無限に広がるわけです。スリランカあるあるで、毎日スパイシー。スリランカの子育てに1歳からスパイシーなカレーを少しずつ覚えさせて行くくらいです。流石にいくら何でも…と、思いつつ毎日どこかのタイミングでカレーを食べていました。中でも私の心をがっちり掴んだのは茄子カレー!特にニゴンボのJet wing beach hotel のは絶品でした。はじめて食べて感激だったのがエッグホッパーです。エッグホッパーは、スリランカの郷土料理であるホッパーに卵を加えて作る料理です。ホッパーは、米粉とココナッツミルクを混ぜて発酵させた生地を、専用の鍋でクレープのように薄く焼き上げたものです。エッグホッパーは、その中心に卵を落として焼いたもので、スリランカでは朝食によく食べられています。これはヨーロッパからの旅人も必ず頼んでいるほど、少しカレーから離れたい時に味覚をリセットさせてくれたホッとする味でした。やはり卵料理はいい仕事をしますね~。滞在4日も過ぎますと、朝っぱらから帰ったら何が食べたいかを夫婦で想像しながらトーストを頬張る始末。そろそろ味噌汁、ごばん、鮭が恋しくなりました。