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Shall we Dance?

建国記念日は川崎市中原区社会福祉協会主催の障害者を対象としたリフレッシュイベントにて歌セラピーコンサートを行いました。
総勢120名ほどでしたが、その笑顔の明るいこと!

ダウン症のえみちゃんは「私は会いたいを全部歌えるのよ」とこの日を愉しみにしてくれていたそうです。
またあどけない少女のような女性はご両親とも他界されたときに「会いたい」をいっぱい聴いて悲しかったけどがんばって乗り越えたの・・・だからいつか私に会って、お礼を言いたかったの・・・・と笑顔いっぱいに語ってくれました。 
もう泣けてきます・・・・。
「会いたい」はこうして一人一人の人生の場面にちゃんと刻み込まれているのですね。
この歌を必要としてくれる場所で歌わせてもらえることに心から感謝申し上げます。

この日はHand Stamp Art Projectの代表である永峰玲子さんとシンガーソングライターのエバラ健太さんと納豆坊やをゲストにお招きして、HSAPの活動である18歳以下の障害児のハンドスタンプのお願いとエバラ君がつくった「納豆ワルツ」を開場のみなさんと一緒に歌って踊りました。
エバちゃんとの「キミと僕の永遠」のデュエットもとても心地良かったです。
切ない歌にもカワイイ歌にも直球で反応してくれる皆さんにステージに立つ側が癒され、励まされるコンサートでした。

ラッキィ池田さんが振り付けしてくださった「ちいさなて」も私のダンスレクチャーで初挑戦してみましたが、車椅子の方もみんな笑顔で一緒に手のダンスをやってくれました。
ラッキィさんはやはり天才です。
老若男女座ったままで楽しく踊れる振り付けをちゃんと考えてくれていたのです。
これで私もようやう歌って踊れるコーナーを手に入れることができました。