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長岡フェニックス花火

8月2日、3日と二日間にわたって行われた長岡花火大会で、3日に長岡の世界一の花火を堪能して参りました。

長岡応援団の就任式では、長岡応援団の立派な名刺をつくって下さいました。
季節ごとに長岡の旬のものを贈ってくださることになりまして・・・・巾着なすの美しさに魅せられております。

長岡市主催のWELL COME PARTYでは、なんとあのマルモの子役の男の子である文くんがかわいい浴衣姿でおり、あまりのかわいさに思わずツーショットでパチリ!  ひな壇にてマルモ体操をご披露してくれました。 目が溶けちゃうくらいデレデレに母性本能がうずいてしまいました。

来年公開予定の長岡花火を題材にした映画をずっと撮影されていらっしゃる大林監督にもお目にかかることができ、大変光栄でした。
大林監督の声がとても好きで、監督がお話をされると会場がシーンと静まるほど、本能的に心を奪われる話し声にずっと耳をかたむけていたいと思うほどでした。この柔らかなるエンロールこそがTHE 監督ということなのでしょう・・・・素晴らしい映画ができると大いに期待させて頂きます。

花火前の華やかなる宴の最中、外はにわか雨がどしゃ~っと降っており、これは・・・もしや・・・中止か?と
実行委員のスタッフが一丸となって会場整備をされていたそうです。
神様は最高の舞台を演出して下さったかのごとく、
にわか雨が上がり、空は澄んで、美しい三日月がくっきりと花火が打ち上がる絶好のポジションに張り付いているようでした。


西の空はあかね色に染まり、いよいよ最初の花火が打ち上がろうとする7時15分にはその色を藍色へと変えて行き、この10年で最高の花火日よりとなっていったでのす。

長岡は真珠湾攻撃の山本五十六の出身地ということもあり、平和の象徴としてハワイと姉妹都市となっており、ホノルル市長も参加されておりました。
「アロ~~ハ~~!!!」と元気に響く市長のご挨拶も
心を高ぶらせ、ドカ~ンと最初の花火が打ち上がりました。
今回は役所の屋上でベストポジションでの花火を堪能することができたのですが、なんとお隣には女優の常盤貴子さんがいらしており、常盤さんはNHKの大河ドラマ天地人にご出演されていたご縁で濃紺の浴衣姿で夜の暗さの中でも一段と華やいでおりました。
加山雄三さんのご子息である池端信宏さんは天地人花火の総合プロデューサーで、彼の演出の花火を池端さんと常盤さんと大林さんの3ショットで並んで堪能されている姿がまた心を高揚させてくれてました。

花火の美しさは日本一ではなく、世界一ですと、森市長が胸をはっておっしゃられていたのは本当でした。
まさしく世界一が長岡にありました。
中越地震復興祈願花火として平成16年にはじめて打ち上げられた不死鳥という名の全長2.6キロもあるギネスにも登録されたフェニックス花火がクライマックスに打ち上げられ、ジュピターの曲とともに世界一の空の芸術をこの目に焼き付けました。

夢花火・・・・私の心は夏模様
あまりのその美しさに自然と涙が溢れてきました。
ぬぐうのがもったいないくらい、目から流れる涙をほっといて、その夢花火を思い切りとらえて離しませんでした。
うぉー!!という地鳴りのような感動の声。
その後の拍手喝采。みんなが一つになった瞬間でした。
池端さん演出の天地人もフェニックス級の最高傑作で、そのスケールの大きさと天地人の音楽に魂を揺さぶられました。
全身全霊で堪能した長岡花火大会ですが、その裏舞台では大変なご苦労があったはずです。
復興花火実行委員長の石田氏は東北の震災の後に花火大会を中止にしろという中傷や抗議文が多々あったそうです。それにも屈することなく、原点に立ち返って、鎮魂と復興、愛と勇気をもってがんばろうと一丸となってこの二日間を大成功に導きました。
一ヶ月前の決起集会に参加したこともあって、実行委員のメンバーはもう身内のような存在です。
みんなで活躍をねぎらいながら、気づくとハッピーバースデーの合唱とろうそく・・・。
花火と誕生日・・・飛躍のうさぎに最高のご褒美です。

午前2時をまわったころ・・・・・・・・・・・・・。
ひょえ~~~~年甲斐も無く
締めのラーメンがたまんなく美味しゅうございました。