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美し北杜市

神戸日帰りから翌日は山梨日帰りの旅でした。
日帰り・・・帰れてしまうから仕方ないのです。
でも日帰りがあまりにもったいないと想うときがあります。
山梨県北杜市の高根ふれあいホールは三角屋根の木のぬくもりいっぱいの山小屋風ホールで、
グランドピアノはヴェーゼンドルファー・・・なんとなんと贅沢で至福なホール。
ホールの外は見渡す限りの田畑と山々で、自然の中に溶け込むような美しい外観です。
北杜市観光協会のパンフレットを頂いて驚いたのは、そのエリアの広さです。
中央道の須玉IC、長坂IC、小淵沢ICをすっぽりと包み、八ヶ岳高原線の駅が清里まで7つもの駅を結び、自然からの恵みを活かした観光スポットは、北杜24景と言われるほど、みな絶景なる写真ばかりなのでした。
これは2泊3日くらいでじっくり廻りたいよね・・・って、想うほどこのパンフレットがまたその気にさせてくれるんです。

全国さまざまな観光協会のパンフレットを頂戴しますが、北杜市は素晴らしいです。
それはそれほどに胸を張れるスポットに恵まれているからでもありますし、その地を愛している人々の人間力でもあります。
日本は美しい国です。
宝の持ち腐れになっている観光スポットが多々ある中、観光協会が日本の美をアピールするべく
自分たちの土地を愛して管理して、さらに磨きをかけるのは本当に大変だと想います。

お金をかければよいということでもなく、その場所を盛り上げるべく、才能あふれる料理人が地産地消で個性豊かなるレストランを営んでいたり、
こだわりぬいたスウィーツがお土産であったり、
手間暇かけた愛情と芸術と自然環境が整ったときの魔法は心を至福へと誘います。
自然の恩恵にあやかりながら、謙虚にそして愛と夢いっぱいに人間が手間暇をかける。
これこそが美しい国つくりなんじゃないだろうかと、想わせてくれる北杜市の観光案内パンフレットなのでした。

雨が降ってなかったら、星がものすごい見えるんですよ~って、夜霧の道はこれまたミステリアスで未知との遭遇ができそうでした。
次回はぜひとも二泊三日で呼んでくださいませね。
北杜市を網羅してみたいです。