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終戦記念日の歌セラピー

今日は介護ホームで慰問ライブをさせて頂きました。
歌セラピーでの時間旅行をたっぷりとして頂きながら、
いかに歌を聴くという事以上に、歌いたいという気持ちが勝るのかを実感しました。
歌詞など見ずとも大きな声で合唱した「ふるさと」や
「赤とんぼ」「上を向いて歩こう」が会場いっぱいに響きました。
表情がどんどん柔らかくなっていきます。
笑顔が溢れる人、郷愁を想いながらも涙を流す人、一生懸命歌う人、うなずいている人、それぞれがちゃんと参加してくれている。
想いをこちらに返してくれているのです。
はじめて参加した26歳のギタリストSORAO君は、修行ですからと彼もボランティアで演奏してくれました。
「僕はこういうライブをやってみたかったんです。もっともっとやらせてください。」と、純粋に感動していました。普段はロックギタリストな彼はこの日のために「ふるさと」や「赤とんぼ」を練習し、その深さを噛みしめてくれたわけです。
世代を超えて感動を分かち合えるとき、音楽の力を実感します。
80代の先輩たちからまさかの「ボラボー~!!」を頂きました。
歌セラピーに手応えを感じた充実の終戦記念日でした。