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真夏の音楽祭

21日、日曜日はさいたま市文化センターで「真夏の音楽祭」が行われました。
地元の子どもダンサーズ、浦和児童合唱団、大学生のパフォーマンスグループであるジェントルマンズと共に、夏の想い出をテーマにかわいいコラボレーションが展開されました。

小学1年生から中学2年生までの40名のかわいい女の子達が赤いバンダナにマリンのボーダーTシャツに白いショートパンツとお揃いにきめて、オープニングは「ひょっこりひょうたん島」から幕が開きました。

本番寸前・・・一人の少女が、「お客さんが怖いよ~」って、泣きそうな顔をするので、
「大丈夫だよ、ウィンクしちゃいなよ・・」って笑ったら、
ニコ~って笑い返しながら、「え~ ウィンク~~・?」
すぐさま、周りの子ども達がウィンクの練習をはじめて、きゃっきゃきゃっきゃしちゃうくらい、本当におちゃめなダンサーズです。

続いて「愛いっぱいの自転車」を一緒に舞ってくれたパフォーマンスグループのジェントルマンズは、現役大学生です。細身のボディーに濃紺のポロにカラフルなネクタイで、客席の女性たちはやっぱりジェントルマンズを品定めな目線で釘付けになっており・・・それがまたステージからよくわかるくらいで楽しかった。
ジェントルマンズのオリジナルパフォーマンスは大きなスクリーンを使って、映像をうまく活かした個性溢れるパフォーマンスでした。

浦和児童合唱団にお願いした「夏の想い出」
夏が来れば、想い出す遙かな尾瀬、遠い空・・・この歌を聴くと夏の郷愁パワーで本当に心まで涼しく感じます。
「夏の想い出」をテーマに募集した手紙を朗読して、
合唱団と共に「さとうきび畑」を歌いました。
子どもダンサーズはさとうきび畑をイメージした舞を美しく舞ってくれました。

今回一番大変だったのがスタジオジブリの映画音楽を12分のメドレーにしました。
編曲のオノザワが何しろ大変でした。
そして、よくぞここまでというくらい、みんなそれぞれのパートをしっかりと練習を積んで本番に挑みました。終わった瞬間、感無量でした。

真夏の音楽祭第一部のラストは「風になりたい」を会場のみなさんにも踊って頂きながら、みんなでサンバ祭りとなってしまいました。
正直、自分の世界ではできないことなので、どれほど嬉しかったことか・・・。
幸せな時間でした。
幕が下りた瞬間のみんなの達成感の顔といったら!!
「あ~あ、終わっちゃった・・・・・」
という子ども達の言葉に胸がいっぱいになりました。

あ・・・・やってよかった。

第二部では沢田バラッドライブをお送りし、そのラストに「Gift」では再び浦和児童合唱団が一緒に歌ってくれました。
子ども達の「Gift」には、私も涙が止めどなく流れました。涙も汗も全開です。
「空を見上げてごらん」 「ふるさと」「ありがとう」で
真夏の音楽祭が無事に終わりました。

解散式ではもう分かれがたい子ども達とハグしながら、次回は春の音楽祭にも絶対に参加してね・・と約束してお別れしました。
子どもダンサーズとして2年前から参加してくれている姪っ子のみなみは最初は4年生で、後ろの方で控えめに控えめに踊っていたのに、今回はもう6年生で下級生を誘導しながら、ステージに立つ自意識が大いに目覚めておりました。
彼女の成長にも胸を打たれながら、こうして姪っ子とステージに立てる幸せを噛みしめました。

さいたま市文化振興事業団のみなさんのご尽力を賜りながら、地元参加型コンサートが完成できました。
この取り組みが各地文化振興事業団へと波紋が拡がることを切に願っています。
作り上げるプロセスは大変ではありますが、この達成感と、子ども達への夢を育む事業として、これほどお金に代えがたいものはないと実感しております。
なんとやりがいのあるイベントであると心から感謝の思いでいっぱいです。

そして、このコンサートに足を運んでくださったみなさま心から感謝申し上げます。
一人も多くの方に観て頂きたいと思い、これからも益々精進致します。
ありがとうございました。