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松山産業まつりコンサート

勤労感謝の日は愛媛県松山市の城山公園でえひめすごいもの博まつやま産業まつりが行われまして、そこで野外ステージFM愛媛の公開録音ライブに出演して参りました。
モデルでありシンガーとして今年デビューしたアーニャのオープニングはアカペラのアメージング・グレイスが大地にしっかりと根付いて行くようなパワーで圧巻でした。
私のライブの後は大先輩のトワ・エ・モアのお二人。
大好きな「虹と雪のバラード」もさらりと歌ってくれました。
前日乗りのリハーサルでしたので、前のり打ち上げの食事会ではトワ・エ・モアの成り立ちなど興味深いエピソードも聞けてとても楽しかったです。
そして、一番驚いたのはトワ・エ・モアのこだわりについてでした。
そのこだわりとは一人称の歌しか歌わないということでした。
デュエットですから、男と女の二人称である愛のバラードなんて当たり前のように歌われてきたのかと思いきや、そこだけは絶対に避けてきた道であるというわけです。
ものすごい衝撃でした。
そしてデュエットとしてのハーモニーをふんだんに活かすのではなく、なるべくユニゾンで歌うことを心がけて、ここ一番でのハーモニーを光らせることにトワ・エ・モアとしてのユニットのカラーがあるというのです・・・。
脱帽・・・。

ハモれば良いってもんじゃないんですね~!
目から鱗が落ちる貴重なこだわりを聞いてしまいました。芥川さんはトワ・エ・モアを休業中に岡村孝子さんのディレクターとしても活躍されていましたが、そんな芥川さんから
「沢田さんはさ、あのがんばれ~っていう歌、もっともっと歌って行くといいよ。あの歌、潔くって覚悟があって素晴らしいと想う。がんばれって言っちゃいけないような風潮を吹っ飛ばしてくれよ!」
もう涙が出ちゃいそうでした。
そんな芥川さんのリクエストにおこたえして、翌日の本番で思い切り「Gift」を歌わせて頂きました。
嬉しかったな・・・。
またいつかトワ・エ・モアのお二人とご一緒できるご縁があることを願っております。
アーニャさんも体育会系で礼儀正しき男前なアーチストでした。
白鳥恵美子さんの声は宝石でした。

そんな余韻に浸りつつ翌日は国際ソロプチミスト松山のチャリティーディナーショーが全日空ホテルで行われました。
野外ライブからディナーショーへとガラッと雰囲気も変わりまして、エレガントな夫婦コンサートへと変貌するために、ソロプチミストのメンバーさんのヘアサロンへ行き、夫と二人で手取り足取りばっちり華やかにして頂いて、本番へと望みました。

FM愛媛のプロデューサー和田さんはもう取締役でかなり偉い立場の方なんですが、一生現場主義を続行されていらっしゃいます。
蒼々たるアーチスト達が和田さんを心のより所にしているほど、とてもきめ細やかな心配りにアーチスト達はすーっと心を開き、自信を与えてもらえるのです。私たち夫婦もめおとコンサートで自信もっていきなさいと応援して頂いており、
唯一愛媛エリアだけでは「沢田知可子&小野澤篤コンサート」という看板だったりするんです。
照れるな~~~。
あっちゃんがんばれ~って、感じです。
でも本当にめおとユニットとしての活動が多い昨今ですので、もう一層のことユニット名とかつけちゃうか~~なんていう気持ちもあったのですが、
今のところ具体的にはなっておりません。

でも先だって、THE GOODーBYEのデビュー30周年コンサートで夫がステージで演奏しているのを久しぶりに観て、もっといろんなアーチスト達とステージに立っている夫を観てみたいな・・と感動しました。
ちなみに台湾のアーチスト「リン・ユーチュン」さんのアルバムを夫が全曲アレンジで参加しておりますので、どうぞ聴いて下さいませ。
ダイヤモンド☆ユカイさんのニューカバーアルバムにも参加しております。
そして、どちらももれなく沢田のバックコーラスついてます・・・。
うちの旦那さん がんばっとります。