昨日は長岡の北陸学園の卒業謝恩パーティーにてサプライズコンサートということでミニライブをさせて頂きました。
一流なるパティシエやシェフを目指して本気で学んだ瞳はただなんとなく過ごした学生とはまるで違ってきらきらと輝いていました。大きな拍手で迎えられて、それだけでも胸がいっぱいになりましたが、学生さんたちが一生懸命覚えた手話とともに、「空を見上げてごらん」を中越地震のときの映像ともにご披露させて頂きました。何度観ても手話で歌を表現するのは美しいものです。
感動します。
手話をしてくれるメンバーに何人かの卒業生もいて、泣きながら手話をしているの姿に完全に負けました。
もう途中から泣けて泣けて泣けて・・・その歌でまたみんなで泣きっぱなしの「空を見上げてごらん」になってしまいましたが、
会場の受付をしていた学生たちも背中越しに聞こえてくるその歌でもらい泣きしてくださっていたそうです。ありがたい・・。
そして癌と闘いながら講師をされてきたプロの方が、「gift」をきいてどうしてもメッセージしたいと突然ステージに上がってこられました。「私は骨の痛みと闘いながら、それでも自分の技術をひとりでも多く子に残したいと想ってがんばってきた。どうか死ぬなんて簡単に考えないでおくれよ。真剣に生きてほしい」と全身全霊でお話されているのを聞きながら、生徒さんたちはもう声あげて泣いている子もいて、私はもう胸がいっぱいでいっぱいではちきれそうでした。歌がこの先生を動かしてくれたんですね。感激です。
もうひとつの感動は夜に行われた、今度は長岡商工会議所青年部の卒業式典でのサプライズコンサート。
そうです。きのうは同じホテルでまったく違う卒業式ライブだったのです。

北陸学園の卒業写真。
満５０歳で卒業の青年部での卒業写真は、どちらもものすごく楽曲のチカラを感じた、この瞬間ならではの歌でした。
ユーミンさんありがとう。
勝手に歌わせて頂いておりますが大好きな大好きなこの曲は、この時期はずせない私のレパートリーになってしまいました。
昼の部は涙涙で、夜の部は涙と笑いとお酒の卒業式でした。
大人の卒業式って、すごいパワフルです。