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ミュージカル 天使にラブソングを

舞台役者さんとのご縁がFacebookで再び繋がったりして、舞台観劇三昧を堪能しております。

先だってはゆるりらの横関咲栄さんのご縁にて、
「オーシャンズ11」を渋谷オーブで観劇しました。
香取慎吾さん、観月ありささん主演のミュージカルではラッキィ池田さんや芋洗坂係長に久しぶりにお会いできて嬉しかったです。

昨日は帝劇でのミュージカル シスターアクト~天使にラブソングを~を村井國夫さんが出演されるということで米良美一さんと一緒に観劇してきました。
下北沢の小劇場での劇団だるま座のお芝居、三つ星キッチン劇団の「LOVE」など小劇場での舞台から大劇場までどれも役者たちの迫真の演技や息吹が伝わってくるものばかりでした。

かつて朗読ライブをやったときにお世話になった役者さんが出演されるものはTVでも舞台でも観ると身内のように嬉しくなります。
役が変わる度に新鮮で、驚きで、そして何よりも触発される舞台をみると元気になれます。
心を揺さぶる物語の中に参加しているような気持ちになったときに「舞台」というライブの醍醐味を感じるのです。
もちろん辛口な感想も同時に浮かんできます・・・笑
歌手を生業としておりますので、どうしても「歌」で言葉が伝わって来ない時には物語から追い出されてしまったみたいに、感情だけが右往左往してしまいます。それをリカバリーするように脇役という上質な演者が連れ戻してくれた時にホッとしたりします。

そんな名脇役であり、ベテランの村井國夫さんへの楽屋見舞いは毎回、素敵な感想や反省を聞かせて頂けるので楽しみの一つでもあります。
今回は偶然にも米良さんが学生時代に一緒に朝まで吞んだという役者の石井一孝さんに20年ぶりに再会することができました。
「きっと石井さんは忘れているわよ・・・。」と不安気にいた米良さんを見つけるなり、「わ~!米良く~~ん!すごい嬉しい」って、学生時代に出逢った無名時代の呼び方で、二人は劇的な再会を果たしたのでした。
舞台裏もかなりドラマティックです。

宝塚出身の春風ひとみさんは歌声喫茶ではじめてお会いした時に、楚々としてとてもお若い女優さんだと想いましたが、かなりおばあちゃんシスターの役だったのですが、もの凄い存在感で、面白くて、村井さんもノリノリで、鳳蘭さんのオーラはすっぴんシスターであっても抜群でした。
ヒロインの瀬名じゅんさんの眼力も魅力的でした。
コメディーミュージカルは見終わったときに、心が晴れ晴れとしてすごく元気が漲っているのを感じます。「笑いの力」はものすごいですね・・・。
ダブルキャストの森公美子さんバージョンも再演ではぜひとも観劇したいです。