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ピースクエストチャリティーforガーナ 

6月25日土曜日に原宿クエストホールにてガーナのチャリティーイベントが行われました。
急遽飛び入りで歌まで歌わせて頂きまして、嬉しい時間でした。
数年前に正式参加した時、ガーナにある野口英世記念研究所で働いておられたご両親の元に誕生した、デビッド矢野君に出会いました。彼は今や役者としてアーチストとしてマルチに活躍されている方なんですが、当時のボランティアスタッフのメンバーに素晴らしいメッセージを残しました。
「あなた達は今日、何かしたい、人の役に立ちたいとここに集まってくれました。僕のふるさとガーナのために本当にありがとうございました。ガーナの子ども達は明日を生きるために必死に働き、勉強さえままならずに、ただ生きるために生かされています。僕は日本で育ち、ふるさとガーナの現実を知り、なぜ同じ地球でこんなに差があるのかと大きなショックを受けました。そしてあらためて、日本で生きていられる人が神様から選ばれた人達なんだと知りました。それは世界の人々を救うために選ばれたのです。どうかみなさん。日本に生まれたことを誇りに感じてください。そしてぼくたちガーナの人々にも愛を差し伸べたことを誇りに感じてください。」

あれから数年。デビット矢野くんは益々イケメンになっており、そしてガーナのために愛を込めて歌を奏でていました。

今回はガーナのためのチャリティーコンサートではありますが、主催者であるTBSアナウンサーの秋沢淳子さん筆頭のSPUTNIK JAPAN のボランティアスタッフは被災地へ赴き、炊き出しとしてスリランカカレーをなんと8千食作られたそうでうす。
スリランカの方が今までいっぱい日本にお世話になった恩返しにと、80万円分の材料を買い込んでカレーを作られたそうです。

今回のイベントでご挨拶をされたオースマン・サンコンさんはギニアの方ですが、ガーナは兄弟も同じよ・・と、このイベントを心から歓びと感謝をあらわし、
日本の一番素晴らしいのは、昔からある義理と人情。
そして持ちつ持たれつ・・・という言葉が大好きと言ってました。

日刊スポーツのカメラマンである蔦林氏がこの3ヶ月間取材して撮影した被災地で見つけた笑顔を「元気です」と名付けて写真展も開かれていました。
それはまさしく戦場の子ども達のようでもあり、日本の戦後でもあり、現実の今の被災地の惨さに咲く、美しい蓮の花のような輝かしい笑顔ばかりでした。

光のしずく基金としてもこの日、沢山の方にご協力を賜り、寄付させて頂くことができました。

私は友人である秋沢さんを通じて、スリランカやガーナの人々にご縁が生まれました。
せめて光のしずくほどでもお役に立てたらと思うほど、みんながキラキラとしていて、このイベントに一生懸命なガーナや日本の若者達に胸をうたれた一日でした。
誰かのために無心で動く若者達の顔は本当に素敵。