BLOG ARCHIVE

スティング

半年前からいち早くこの日を押さえて、待ちわびたスティングコンサートでした。
アリーナクラスの会場ではなく、今回オーチャードホールというクラシカルなホールを選んだそのワケが思い切り伝わってきた、超アコースティックなコンサートでした。
オープニングアクトとして男女混声8人のコーラス隊が数曲アカペラで歌われました。
「しばらくの休憩」という時間指定のない休憩を挟んで、
現れたのはスティングとリュートの前衛なるギター奏者の二人だけ。
今回はこの二人のステージにコーラス隊という編成でのコンサートだったのです。
それも前半はヨーロッパの古き旋律を中心とした、
スティングの新たなる試みライブとでもいいましょうか・・・これぞスティングだからこそゆるされる世界でした。
まさしくそのアルバムのタイトル通りラビリンスです。

待ちに待ったコンサートであったのにもかかわらず、
その旋律と心地よさでゆらゆらなゆらぎの中へ誘われ・・・・途中気絶してました(汗)
ああああああもったいない・・・もったいない。
今度こそ目をぱちくりさせて集中するぞ・・・・そう、思うほどまたまたストンと堕ちてゆく・・・。
やばいっす。12000円なんすから・・・たのみますよ私。
ようやくダブルアンコールあたりでスティングならではの名曲を2曲ほど聴いて、もうそれだけで大満足したのでありました。
何をやっても、どこまでもマニアックになってもスティングだからいいんじゃないの~って、みんなが微笑ましく見ているこの感じって、まさしくアーチストの醍醐味でごわす。
だから、今回は武道館でもアリーナでもドームでもなく、オーチャードだったわけです。
遊び心ですね。
なんか、スケール大きすぎてかっこ良すぎです。
でもスティングなんだし、いいんじゃないの~。