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オホーツク海の日の出

庄内空港から羽田へ戻り、乗り継ぎで向かったオホーツク紋別空港。ホテルオホーツクパレスでディナーショーを行いました。

かに、うに、えび、かれい、さんま・・・紋別は漁師町です。そして流氷のオホーツク海はそれは見事だそうです。流氷を走るガリンコ号は、船長さん太鼓判の海のサンダーバード、船上のインディージョーンズ。

本当に楽しいそうです。2月が一番流氷がやってくるそうなので、2月にぜひまた行ってみたいものです。そもそも流氷は海が凍るのではなく、アムール川の水が押し流されてくる水圧が上がって凍ったものだそうです。

紋別が思い切り押している、海の天使と呼ばれるクリオネも見てきました。1cm満たない小さなクリオネは透明な羽をパタパタさせて立ち泳ぎをしたら、ピタッと羽を止めて浮遊します。みているだけで癒されるとは、クリオネもいい仕事しますわ。

しかし、私が一番押したいのは、ナメダンゴというこれまたちびっ子のお魚。大きくるとふぐのような感じなんですが、産卵して生まれたてのナメダンゴはこれまだ1cmくらいの超ちびっこのわりに全く姿形は大きいのと同じなので、なんともそれが美しいのです。

目の周りが金色で、吸盤もあり、岩や貝にピタッとくっついたまま微動だにしないのです。なんとま~かわいくて美しい・・・必見です。水族館の展望台から見渡すオホーツク海も神聖な感じがしました。宮古島の大神島で体験したプラーナの光のつぶを浴びたときと同じ体験をしました。今朝は偶然にもオホーツク海から昇る日の出を見ることができました。四角い太陽に見えるその美しい光景に思わず手を合わせて感謝しました。日の出といい、プラーナといい奇跡のような最高の贈り物になりました。

今回、案内をしてくださった観光営業促進の兼田さんはまさにその仕事に相応しく、ガリンコ号もクリオネもアザラシもみなみな楽しそうに語って案内してくださいました。それって、一番大切なことですよね。絶対また来たいって思わせてくれました。ホテルオホーツクパレスの支配人と水族館を案内してくださった兼田さんと空港で大雪の中を離陸するまで手を振って見送ってくださいました。なんか・・・見送られるってグッときちゃいますね。楽しい出会いほど、別れが寂しいものです。再会に願いを込めて・・・紋別が益々元気に栄えますように。