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ひまわりコンサート 伊賀

伊賀忍者の里 伊賀に行って参りました。
障害者の方が働くひまわり作業所の人たちや地元の花垣小学校の子ども達そしてボランティアスタッフ、コンサート実行委員が一丸となっての手作りコンサートが19回目を迎え、そのゲストコンサートとなったわけです。
「ひまわりコンサート19th・太陽に両手ひろげて」
障害者の方が参加しての和太鼓演奏やひまわりバンドライブ、ひまわり合唱団は手話サークル「青いりんご」、ひまわり作業所とびいはいぶ・デイセンター「ふっくりあ」そして山の子ども合唱団、花垣小学校のみなさんで結成されたメンバーで総勢200人以上の方がステージに立っての合唱となりました。

私も参加した「翼をください」と「君と僕の間に」という歌は全員が手話をしながら歌うのですが、これがまた感動的でした。
さすがに手話は覚えられずに歌に専念させて頂いた私の周りでちびっこたちは一生懸命手話と歌を歌っていたんですが、リハーサルではまだ半覚えの「君と僕の間に」の歌詞を私が間違えるたびに全員の目が瞬時に私に集中するほど、かなり緊迫感がありました(笑)これは火事場のなんたらで絶対に覚えねばと気が引き締まっての本番でした。
本番でのみんなの嬉しくて嬉しくたまらないっていう
お顔で夢中で歌う姿にもうしびれてしびれて・・・。
歌って本当に凄いです。
手話の歌はまさに言葉の舞です。

子ども達の手話はお遊戯の域を超えて、全身で歌になっていました。
思い出すだけで感動の涙がこぼれます・・・。
かつて酒井法子さんが「碧いうさぎ」を手話で歌われたシーンに感動したのを思い出します。
私のコンサートでも手話の方達が一曲づつ手話をしてくださいました。
ボランティアのコンサート実行委員のみなさんはとても溌剌として、活き活きと輝いていました。
本当にこのコンサートを楽しみにしてここまで作ってこられたんだなというプロセスがいかに大変だったかも感じました。
楽しい苦労があっての達成感はやっぱり涙がこぼれますよね。
障害者でダウン症の女の子がはにかみながら、
「私は歌を聴いて、今日からファンになりました・・。」と言ってくれました。
ただただ感動をもらって帰ってまいりました。
ひまわりコンサート、本当にありがとうございました。