11月22日はいい夫婦の日。
60代の知人がこの日に晴れて夫婦になりました。
お互いが再婚同志の再スタートです。

おしどり夫婦という想いを込めて「LOVE　BIRDS」なんてユニット名つけてしまった私ら夫婦ではありますが、
夫婦の形は人それぞれです。

私らは　母1人子1人の明るい母子家庭のような関係でもあります。

息子のような私と母のような包容力のある夫。
この関係が仲良しの秘訣だったりするわけです。
先日幼なじみの同窓生がもう何年も家庭内で夫としゃべっていないと相談がありました。
更年期障害の一種なのか、生理が止まった途端に夫が嫌いになってしまったというのです。
この精神状態をどう乗り切るか・・・。
離婚を何度も考えるけれど、娘3人が成人するまでは辛抱しなくては・・・と言います。
ホルモンバランスが崩れての心理もあるかもしれません。
たまりにたまってしまった、家庭の中のため息のエネルギー。
空気を入れ換えて、しがらみを捨てるように勇気を持ってもう使わないもの、着ないものを処分しましょう。
いる物入らない物を整理整頓しながら、少しくらい夫に「これいる？」って声でもかけましょう。
たまには休憩がてら新婚当時のアルバムなんざ眺めながら、可愛かった自分に思い切り見とれましょう。イケメンだった夫を思いきり懐かしみましょう。
そしてできることなら、その頃の音楽なんざ聴きながら時間旅行しながら・・・・徹底的に捨てるのです。

処分しはじめた妻をみながら、夫だって少しは焦るかもしれない・・・。
このまま出ていかれたらどうしようなんて想うかもしれません。
そんなときは旦那さん・・・まずはあなたから妻を手伝って差し上げればいいのです。
「重たいものは俺がやるよ・・・」って。

男と女でありながら、すでにヒューマニックにお互いを敬愛すべく関係です。
カラダをいたわることはやさしさ、おもいやりの言葉をくれます。
キッチンに2人でたちながら今晩の食事をこしらえ、ゴミ捨てだって一緒にやって。風呂にもゆっくりつかって。寝酒をほんの少々酌み交わしながら、たわいのないおしゃべりをしてみるのです。

お友達との約束も、残業も、飲み会も今は夫婦が別々に行動をとる時代。
ストレスを発散できるのもあなたのお陰なんだわ・・・って、心にもなくても、言葉にするのです。
一番大切なのは子供たちにたまには夫婦が一緒に笑ってるとこ見せてあげることなのです。

なんてことをともだちに真剣に3時間にわたって説得してみました・・・。
先日のコンサートで
LOVE　BIRDS　の　「生まれ変わっても恋をして」を
聴いて・・・彼女はこういってくれました。

「私さ、反省したんだよね。私が変われば旦那も変わるんだよね・・・もう少し　整理整頓がんばってみる。」

いい夫婦の日とは夫婦のあり方を見直す日・・・。

彼女は旦那さんとおしゃべりしてるかな・・・。
どんなたわいのない一日でも「ありがとう」って、
言える歓びを教えてくれたのは夫です。